プラスチック資源循環

《使用済み農業用プラスチック資源循環の取組について》

 連日ニュース等のマスメディアからは、廃プラスチックによる海洋汚染特集が組まれ、幅広い年齢層に対して、循環型社会形成の呼びかけを行っています。
 国として、過日、平成30年6月19日に閣議決定された第4次循環型社会形成推進基本計画では、資源・廃棄物制約、海洋ごみ対策、地球温暖化対策等の幅広い課題に対応しながら、アジア各国による廃棄物の禁輸措置に対応した国内資源循環体制を構築しつつ、持続可能な社会を実現し、次世代に豊かな環境を引き継いでいくため、再生不可能な資源への依存度を減らし、再生可能資源に置き換えるとともに、経済性及び技術的可能性を考慮しつつ、使用された資源を徹底的に回収し、何度も循環利用することを旨として、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための戦略を策定し、これに基づく施策を推進していくこととしています。
 具体的には、
① 使い捨て容器包装等のリデュース等、環境負荷の低減に資するプラスチック使用の削減
② 未利用プラスチックをはじめとする使用済プラスチック資源の徹底的かつ効果的・効率的な回収・再生利用
③ バイオプラスチックの実用性向上と化石燃料由来プラスチックとの代替促進等を総合的に推進 が掲げられています。

 農林水産省は、平成30年10月に農林水産・食品産業の各企業・業界団体から、プラスチック資源循環に資する自主的取組を広く募集し、応募された取組については、農林水産省から国民各層に広く発信することにより、国民一人ひとりのプラスチック資源循環への理解を深め、取組を促進する機運を醸成することとしています。

 我々、専門全国連4団体(全国開拓農業協同組合連合会(全開連)・全国畜産農業協同組合連合会(全畜連)・全国酪農業協同組合連合会(全酪連)・日本養鶏農業協同組合連合会(日鶏連))は農林水産省の本活動に参加し、使用済み農業用プラスチック資源循環の一助として、廃プラスチックの正しい処理方法の啓発やバイオプラスチック製品への取組み等を掲げ、プラスチック資源循環アクションの自主行動宣言を次のように実施します。

 

全国開拓農業協同組合連合会(全開連)
全国畜産農業協同組合連合会(全畜連)
全国酪農業協同組合連合会(全酪連)
日本養鶏農業協同組合連合会(日鶏連)

『プラスチック資源循環アクション宣言』

我々、専門全国連(全開連・全畜連・全酪連・日鶏連)は高品質で安全・安心な畜産物生産を行いつつ、畜産業の安定的な発展に貢献するため、これまで様々な技術普及に取り組んできました。
畜産業を取り巻く近年のプラスチック事情を考慮し、飼料作物等の品質並びに生産性向上のために使用される農業用フィルム等の被覆資材について関係団体、関連メーカー等連携しながら、以下について取り組みます。

1.使用済み農業用プラスチックの適正処理
関係団体、関連メーカー等と連携し、使用済み農業用プラスチックが環境に放置されることが無いよう、種類毎(塩化ビニルフィルム、ポリオレフィン系フィルム等)の分別等を含めた適正管理・処理に係る啓発に取り組みます。

2.使用済み農業用プラスチックの排出量の削減
(1)関係団体、関連メーカー等と連携し、ラップフィルムの製品特性を踏まえた最適な使用方法を啓発します。
(2)関係団体、関連メーカー等と連携し、生分解性資材の情報収集を図るとともに、その利点や有用性の理解醸成を通じた利用促進の働きかけに取り組みます。
                                          以上

お問い合わせ先

全国開拓農業協同組合連合会(全開連):03-3584-5721
全国畜産農業協同組合連合会(全畜連):03-3297-5531
全国酪農業協同組合連合会(全酪連):03-5931-8007
日本養鶏農業協同組合連合会(日鶏連):03-5296-7041